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死に水・末期の水(しにみず・まつごのみず)とは?

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死に水・末期の水(しにみず・まつごのみず)

仏教における考え方で、もとは仏陀が死の間際において水を所望したという、末期の水という逸話が元となり、亡くなった後(もしくは直前)、綿などに水を含ませて故人に与える事、長じて故人の最期を看取る意味合いも含まれる。
そのため、死に水を取るのは個人の臨終の際に立ち会った近親者全員が行う場合が多い。

一般的に死に水を取る順序は血縁の濃い順とされ、最初に喪主、次に子などと決まっている。
また、宗旨宗派や地域の風習によっては死に水を含ませるのは綿ではなく、樒の葉や菊の葉を使用するケースもある。

●関連語:臨終・おくりびと(納棺師)別れ花死化粧エンバーミンググリーフケア

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